フォークリフト 運転技能講習 三重
三重県のフォークリフトの運転技能講習
フォークリフトに乗るには免許が必要です。(特別講習も含め)
三重県で行われているフォークリフトの運転技能講習についてどのようにして行われているのか、主催はどこか。
また会場や申し込みなど、主な情報をお届けしたいと思います。
フォークリフト 運転技能講習 三重 主催
三重県で行われている「フォークリフト 運転技能講習」は、陸上貨物運送事業労働災害防止協会 三重県支部。
長いので「陸災防」と略されます。
陸災防 三重県支部
- 所在地: 〒514ー8515 三重県津市桜橋3丁目53-11(三重県トラック会館内)
- TEL: 059-225-0356
申込先もこちらになります。
フォークリフト 運転技能講習 三重 学科
フォークリフトの運転技能講習の学科はテキストを使って行われますが1日だけで、その日の最後に学科試験が実施されそれで学科は終わりです。
力学とか色々小難しい内容も沢山ありますけど、講義内容は試験に関する所をメインに説明されるので、講師のお話をしっかり聞いていることが大事です。
だいたいその日の試験に出るところは、「ここは覚えておいてください」と言われるので、少なくともそこだけしっかり覚えておけば大丈夫でしょう。
ただし、答えに係る数字は覚えていても「間違っているものを選びなさい」「正しいものを選びなさい」という引っ掛けもありますから注意しましょう。
フォークリフト 運転技能講習 三重 実技
残る3日間はずっと実技です。最初は簡単な走行から入っていきますが、走行に関しては慣れですから3日間あれば上達はするもの。
問題は確認作業だと思います。
ハッキリ言って、ほとんどの方は多少なりとも運転した経験のある方。しかし、普段運転していても正しい(法規的な)確認はしていませんから、確認のし忘れが心配されるのです。
これもシッカリと心に留めて、意識しながらするしかありません。そういう意味では運転操作には問題はなくても経験者の方が不利というか、ネックにはなる可能性もありますね。
でも学科も実技も不合格になる人はほとんどいないようですから、何か間違えたりしてもパニックにならずに切り替えて後のミスをなくすように心がける事ですね。
減点式ですけど余程ミスを連発しない限りは不合格ラインにまで行く事はあまりない採点方式ですから。
フォークリフト 運転技能講習 三重 実技コース
フォークリフトの三重で行われている運転技能講習のコース例です。
いつもこうかどうかわかりませんが、基本的に「走行→荷物取る→走行→荷物置く→戻る」という流れは同じだと思います。
この作業の流れで5分以内で完了できればタイムの減点はありません。
実技コース 流れの詳細
手順 | 通し順 | 作業 | 手順 | 通し順 | 作業 |
1 | 1 | 前ヨシ・右ヨシ・後ヨシ・左ヨシ・下回りヨシ | 14 | 38 | 右前後ろ、左前後ろ確認 |
2 | 2 | 前、後指さし確認 | 15 | 39 | コーンを一周周り架台手前でストップ |
3 | 取っ手と背もたれを持って乗る | 16 | 40 | サイドブレーキ | |
4 | シートベルト | 41 | ギヤニュートラル | ||
3 | 5 | フォーク揚げ、チルト揚げ | 42 | チルト下げ | |
6 | 43 | フォーク架台まで上げ(高さ注意) | |||
3 | 7 | ギヤ前進 | 44 | ギヤ前進 | |
4 | 8 | 右前後ろ、左前後ろ確認 | 17 | 45 | 右前後ろ、左前後ろ確認 |
5 | 9 | サイド解除 | 18 | 46 | サイド解除 |
5 | 10 | 前進で荷物手前まで | 47 | 架台に当たらないところまで前進 | |
6 | 11 | 48 | サイドブレーキ | ||
12 | ニュートラル | 49 | ニュートラル | ||
13 | チルト水平 | 50 | 荷物を架台に置く | ||
14 | フォーク揚げ | 51 | フォーク抜き高さに調整 | ||
15 | ギヤ前進 | 52 | ギヤバック | ||
7 | 16 | 右前後ろ、左前後ろ確認 | 19 | 53 | 右前後ろ、左前後ろ確認 |
8 | 17 | サイド解除 | 54 | 後方確認 | |
18 | 前進でフォークを荷物下へ | 20 | 55 | サイド解除 | |
19 | サイドブレーキ | 56 | 架台から離れるまでバック | ||
20 | ニュートラル | 57 | サイドブレーキ | ||
21 | フォーク揚げ(高さ注意) | 58 | ニュートラル | ||
22 | ギヤバック | 59 | フォークを下まで下す | ||
9 | 23 | 右前後ろ、左前後ろ確認 | 60 | チルト揚げ | |
24 | 後方確認 | 61 | 走行高さに調整 | ||
10 | 25 | サイド解除 | 62 | ギヤバック | |
26 | 架台から離れるまでバック | 21 | 63 | 右前後ろ、左前後ろ確認 | |
27 | サイドブレーキ | 64 | 後方確認 | ||
28 | ニュートラル | 22 | 65 | サイド解除 | |
29 | フォーク下げ | 66 | バックでスタート位置まで戻る | ||
30 | チルト揚げ | 23 | 67 | サイドブレーキ | |
31 | 走行高さ調整 | 68 | ニュートラル | ||
32 | ギヤバック | 69 | チルト下げる | ||
11 | 33 | 右前後ろ、左前後ろ確認 | 70 | フォーク下げる | |
34 | 後方確認 | 71 | シートベルト外す | ||
12 | 35 | サイド解除 | 24 | 72 | 前・後・足下確認 |
36 | バックでコースに出る | 25 | 73 | 撮ってと背もたれを持って右足ステップに置く | |
13 | 37 | ギヤ前進 | 74 | 左足から地面に降りる |
実際の作業で行うとそんな感じはありませんけど、文字にするとこれだけの要素が詰まっているのがフォークリフトの運転技能講習の実技です。
タイムが伸びない人はついつい走行スピードや作業のスピードを上げようとして焦り、それがミスにつながる悪循環になりがち。
たったあれだけのコースでスピードによるタイムの短縮はたかが知れていますから、とにかく落ち着いて一つ一つ確実にこなします。
表でもお判りいただけますけど74の項目があるわけですから、次の手順に行くまでに考えて1秒使うと74秒(1分14秒)、2秒使えば148秒(2分28秒)もタイムロスになるわけです。
タイムを縮めるには作業と作業の繋がりをよくしていけば勝手に時間は短くなっていくはず。
一番いいのは何回も載って慣れる事ですが、自宅でもできるのはイメージトレーニングです。
イメージ―トレーニングでタイムを計り、実際のタイムと比較し、同じぐらいならそのまま続け、タイムに差がある場合は逆に差がなくなるようにイメージトレーニングします。
コンスタントに5分が切れるようになれば後は確実にこなすことを考えるだけでいいでしょう。
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