網戸張り替え 自分で

網戸張り替え 自分で

網戸の張り替えを自分でやってみた

昨年網戸の貼り替えを業者にやってもらいましたが、大きいもの6枚ほど替えてもらって何万円も払いました。確かに自分の時間は必要ないのでそれはそれでいいと思います。

しかしやはり出費が大きいのは家計にも響きますから、今年は自分でやることにしました。上手に張れるとかどうかよりもとにかく虫が入らないことが目的。実は数年前にも一度交換したことがあるのですが、多少たるみがあったりカットがうまくいかなかったりしてお世辞にもきれいな仕上がりとは言えず、昨年は業者にお願いしたという経緯があり、それでも機能と出費を抑えることをメインとするという事で再度貼り替えてみることにしました。

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「張替え110番」

網戸を張り替える時期の判断

網戸を張り替えるタイミングはどこかという事ですが、まず破れたり穴が開いてしまっていては意味がないのでそこは即交換基準になります。

あともう一つは触った時に粉が付く状態はかなり劣化が進んできています。

運ぶ時にジーンズもこんなに・・・

張り替えしましょう。

網戸の張り替えを自分でするための準備

それでは自分で網戸を貼り替えるために必要な準備をしていきます。

用意するもの

  • 交換用の網
  • ゴム

必要(あれば便利な)な道具

  1. ドライバー(+と-)
  2. ハサミ
  3. カッター
  4. ゴム抑え用ローラー
  5. 網仮止め用ストッパー
  6. 網仮止め用クランプ(クリップ)
  7. 段ボールやマット
  8. スケール

準備の手順

まずは交換する網戸の大きさを測ります。測るのは網戸の外枠の大きさでいいと思います。それよりも4~5センチ程度大きめの網を購入すればOKですが、効率よくとる為に縦で使うか横で使うかなどちょっとした工夫も必要。あとは一つの網戸でも2枚に分かれている場合もあるので注意が必要です。

次にゴムのサイズの確認。押えゴムは2.8mm・3.5mm・4.5mm・5.5mm・6.8mmがあり、一般的な住宅では大体3.5mmか4.5mmになると思われます。購入時に実際についているゴムを少し切り取って持って行くのもいいですし、最近ではホームセンターではゴムの切れ端が置いてあるところもあり貰って帰って確認するという事もできます。

網の選定

網目(メッシュ)の大きさ

網戸の張り替えの際に検討するのが色と網目の大きさです。おそらく一度張り替えると数年や4,5年はもつので、ここが決め処になります。

業者だとメッシュの細かいサイズがあったりしますが、個人で手に入る範囲だと18・20・24・30あたりで、18と20は荒いので小さい虫は入ってきます。24以上推奨ですが、それでも小さい虫が入ったりしたので今回は30メッシュを使いました。

メッシュが細かい(数字が大きい)ほど虫は入りにくくなりますが耐久性は低くなります。また外の景色が見えやすくなります。

網の色

最近ではグレー・黒が増えてきていますね。昔は水色や白が多かった気がします。

無難なのはグレーですが、色が濃くなるほど内外の景色が見えやすくなる傾向があります。あと、黒は意外に目立ちます。

これらを踏まえて購入します。ついでに道具類も一緒に買っておきましょう。

必要な工具類とあれば便利な道具

◎プラスドライバー: 網戸を取り外し・取付する際に使用。マイナスドライバーはゴムを取るときに引掛けて外すのに使用できます。

◎ハサミ: 網を枠に合わせて切るときに使用します。カッターは引っかかって網を崩してしまう可能性がある為ハサミがいいです。また張り終えた網の橋をカットすることもできます。

◎カッター: 張り上がりの網を切るときに使ったりできますし、用意しておいた方が良い道具です。(刃は新品がベスト)

◎ゴム押え用ローラー: あってもなくてもいい感じですが、あれば効率が上がりますしテンション調整がしやすいと思うので個人的にはマストアイテムです。

◎網仮止め用クリップ: 文具用のクリップや工作用のクランプ4つほど欲しい。

△網仮止め用ストッパー: どうしても必要ではないが網を押し込んで固定できるのでサイズ感を把握しやすいメリットはある。古いゴムを代用してもいいかも。

△段ボールやマット: 作業する場所によってはフレームや床に傷がつくのを防止するため。

◎スケール: 採寸用のスケールと30センチ程度の定規があると便利。

その他にも、仕上げカット用の湾曲したハサミや網押さえなどいろいろな商品が出ていますので、お好みで使ってみるのもいいと思います。

網戸の張り替えを自分で行う手順

ではここから順に進めていきます。

1,プラスドライバーで網戸の上部にある外れ止めを緩めて下に下げ、網戸を上にあげてサッシから取り外す

2,ゴムをマイナスドライバーなどで上に出して取り、古い網を外す

3,新しい網をフレームの上に置き余裕をもって切る

4,切った網をフレームにクリップやクランプ等で固定する

5,網目が平行になるようにして角にゴムを入れる。(角の数センチぐらい手前でゴムを入れ、角を通って次の真っすぐの部分に行くように初期固定。)

6,網目を確認しながら1辺目と2辺目のゴムを押し込む。この時張りは必要以上に気にしなくてもよい。

7,固定していない方向に引っ張りながら3辺目のゴムを固定。 

8,同じく固定していない方向に引っ張りながら最後の4辺目を固定していく。

9,ゴムを切って切れ端を押し込んで完了。

10,はみ出ている網の端を切る

11,網戸をサッシに入れて終了。(スムーズに動くよう要調整)

作業の中で大きなポイントは工程の7,8、10の3つで、ここさえうまくクリアできれば仕上がりはいいものになるはずです。7,8でたるみができてもゴムを浮かして張り直ることはできます。ただ、10のカットだけは上手くいかないと汚らしく見えますし網がほつれたりしてしまうので注意が必要です。

個人的にいい感じで切れる方法ランキング

幾つか試してみて最も個人的にキレイに早く切れた方法のランキングを紹介しましょう。

第1位 溝に定規を当ててカッターで切る。この時カッターの刃は新しい所で切る事。デメリットはフレームに傷が入る可能性がある事ですが、私は気にせずやりました。

第2位 網戸仕上げハサミを使用する。刃先が湾曲しているので際で切りやすいが、ジョキジョキと切っていくため真っすぐ均一に切るのは結構難しい。

第3位 網戸専用カッター。どこでも手に入りますがスパッと思い切って切らないと繊維が引っかかってしまいほつれの原因となってしまう。前に一度使ってそれっきりです。

網戸の張り替えは自分では難しい

そうはいってもやはり得手不得手というのはあります。自分で張り替えれば安いからという理由だけではなかなかチャレンジもし辛い所はあると思います。

結局こういうことが好きな人は自分でやっちゃいますし、全員が全員出来るかというとそうでない場合もあるでしょう。時間の余裕も必要ですし。

そういう時にはもう業者にお願いした方がはるかに速いしきれいに仕上がります。僕も一度自分でやって2回目は業者さんにお願いしました。その時の作業をがん見してコツを覚えたところもあります。

ただ張り替え業者さんを探すのもなかなか手間のかかるところではありました。知り合いの業者さんとかあれば手っ取り早いのですが・・・

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基本的に住宅設備関連やガラス屋さん・サッシ屋さんとかは対応しているところが多いので問い合わせてみるといいかもわかりません。

今はネットで探す方が多く、たくさん出てきます。特に大きな問題の出る依頼ではありませんから、値段を基準に安い所にお願いするのがいい一方、やはり人当たりやサービスが悪くて気分を害するのも面白くありませんので、そこら辺も検討材料にしておきたいですね。

網戸の張り替えを自分でやってみた まとめ

何でもチャレンジすることが好きな僕は自分でやってみました。今回は結構うまくいったと思います。でもだからと言ってそれができなくったってどうという事はありません。人にお願いすればいいだけです。

思っている以上に虫って隙間から入ってきますから、初夏が訪れる前の4月から6月あたりが交換の良い時期ではないでしょうか。

いつか自分でやってみようと思われた時にはまた再度ご覧ください。